発足から現在まで

昭和初期から昭和11年頃

市川は軍隊の町

まだ戦争が表立っていない頃で、市川は軍隊の町といわれ、また、中山競馬場を控え、真間、菅野あたりは別宅地も多く、芸者置屋、見番、髪結やら踊りの師匠やらも多く歓楽街も賑わいいわば「良き時代」ということでマッサージの需要が多かった。
昭和11年頃から同業者が十数人で定期的ではないが親睦的な集まりをもっていた。

昭和18年(1943年)

「市川市鍼灸マッサージ師会」の発足

昭和18年1月18日に発足。この1月18日は鍼灸界の巨匠、杉山和一(1610-1694)の命日にあたる。 内務省令をきっかけに正式に会が発足。(当時の市川市は市川町、八幡町、中山町3町と国分村)
なお、千葉県鍼灸按摩マッサージ師会(現公益社団法人千葉県鍼灸マッサージ師会)は同年の10月に発足。県の団体よりも歴史が長いことになる。

発足当時(昭和18年)の会費は1回の治療代と同じと決められていたそうで、その頃の治療代は床屋の2倍、米一升の値段といわれていた。

昭和30年頃(1955年)

「いこい荘」への施術開始

市川市養護老人ホーム「いこい荘」への施術を昭和30年頃から毎年2回。

また、この頃は「あんまの笛」という独特の音色で街を流していた。ちなみに昭和30年頃の会費は正会員が200円、準会員(学生、助手)が100円だった。

昭和40年(1965年)

婦人部発足

昭和40年に発足した婦人部では食事の作法や女性としての振る舞い、踊りなどの講習会もおこなわれていた。

昭和41年(1966年)

会旗作成

会旗は昭和41年、カンパによって作成し、金額は44,000円だった。

昭和50年(1975年)ごろ

「市川市鍼灸マッサージ施設利用券」発行

この券の発行にあたっては、市民の要望として市師会が代辯。千葉県鍼灸マッサージ師会の活動もあり市町村単位の発行として実現。県内では市川市がいち早くの発行となった。

昭和57年(1982年)

「健康展」開催

市川保健所主催、市川市、浦安市協賛の「健康展」を昭和57年から平成元年まで開催。市師会では「健康相談コーナー」を設けて無料で施術し、行列が出来るほどの盛況だった。その後の「鍼灸マッサージ無料相談窓口」の礎になったといえる。

昭和59年(1984年)

「敬老奉仕会」開催

敬老奉仕会でマッサージをする施術師の画像

昭和59年から始まった、市川市との協賛事業「敬老奉仕会」は毎年9月、65 歳以上の市民を対象に、敬老の日を祝して一人当たり 40 分程度の無料鍼灸マッサージを施術。以前は市内を5つの地域に分け、順番に開催していた。

平成2年(1990年)

「鍼灸マッサージ無料相談窓口」の開催

はりきゅうマッサージ相談窓口の看板の画像

「鍼灸マッサージ無料相談窓口」は平成2年9月から毎月1回、保健センターにて開催され、平成25年からは八幡市民談話室にて行われた。
八幡市民談話室閉館後の現在は、9 月、12 月を除く毎月最終金曜日の午後 1 時から 4 時まで、市川公民館と全日警ホールにて、市民対象の相談窓口を開催している。

平成9年(1997年)

「いこい荘」への施術終了

昭和30年頃から毎年2回行われていた「いこい荘」での活動は、平成9年、施設の建て替えを機に終了。

平成10年(1998年)

「介護老人保健施設ゆうゆう」での施術

市川市の委託事業として平成10年11月より毎週水曜日に実施。平成28年3月に終了

平成12年(2000年)

「市川市鍼灸マッサージ施術費助成券」と名称変更

昭和50年ごろに発行された「市川市鍼灸マッサージ施設利用券」は、平成12年に「市川市鍼灸マッサージ施術費助成券」と名称が変更された。

会旗 廃棄処分

昭和41年に作成した会旗は、老朽化のため平成12年に廃棄処分された。

平成24年(2012年)

会の公式ホームページ開設

平成24年10月に会の公式ホームページを立ち上げる。「鍼灸マッサージQ&A」「会の行事案内」「治療院紹介」などを掲載。独自ドメインも取得した。

平成25年(2013年)

「市川浦安鍼灸マッサージ師会」に改称

平成25年、会の名称を「市川市鍼灸マッサージ師会」から「市川浦安鍼灸マッサージ師会」に改称。

平成26年(2014年)

「会員之証」の作成

市川浦安鍼灸マッサージ師会会員証の画像

平成26年には所属会員であることを証明し、会員の地位向上を目的として「会員之証」を作成し会員全員に無料配布した。

平成26年(2014年)8月

ケアカフェいちかわの定期開催

ケアカフェ市川で座って話を聞く参加者の画像

医療、介護、福祉の関係機関や事業者との連携ネットワークの構築を目的として平成26年8月より毎月開催。「カフェ」のようなリラックスした雰囲気の中で、顔の見える関係作りと日頃のケアの相談場所を提供した。なお、平成29年度より任意団体「ケアカフェいちかわ」主催として再スタートされたことにより、当会主催ではなくなった。

平成26年(2014年)11月

市川市より感謝状が授与

市川市より頂いた感謝状

平成26年11月3日、市川市文化会館に於いて「市川市市制80周年記念式典」が執り行われ当会に対し「健康保健事業を通じて市制発展に貢献した」との理由で市川市より感謝状が授与された。同時に冨森猛会長、飯作吉民、久保柴の会員、大澤建次元会員にも感謝状が授与された。

平成28年(2016年)3月

「介護老人保健施設ゆうゆう」での施術終了

市川市の委託事業として平成10年11月より行われていた施術事業は、平成28年3月に終了となった

平成28年(2016年)

公式Twitter開始

平成24年に開設したホームページに続き、公式Twitterを開始。市民の皆様に役立つ情報や会の行事案内など、現在も積極的に更新している。

令和2年(2020年)

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、「はりきゅうマッサージ無料奉仕会」、「鍼灸マッサージ相談窓口」の開催が中止に

新型コロナウィルス感染拡大により、「はりきゅうマッサージ無料奉仕会(敬老奉仕会)」が中止(2022年まで)。
「鍼灸マッサージ相談窓口」も2月~5月と令和3年1月~3月まで中止となった。

令和5年(2023年)

4年ぶりに「はりきゅうマッサージ無料奉仕会(敬老奉仕会)」が開催される

4年ぶりに「市川市はりきゅうマッサージ無料奉仕会」が全日警ホールで開催。事前に申込み申請された65歳以上の市民の皆様、約40名に鍼灸マッサージを行った。

役員紹介

会長冨森 猛
副会長梶 貴雄、久保 柴の
理事鶴島 和行、藍澤 玄太、田口 大勝
会計平岩 恵子
監事榊原 寛二、礒野 秀樹

歴代会長

昭和18年から昭和24年鈴木 要作
昭和24年から昭和28年広瀬 辰吉
昭和28年から昭和32年鈴木 要作
昭和32年から昭和33年片岡 茂
昭和33年から昭和42年梅谷 勤
昭和42年から昭和44年浦野 元男
昭和44年から昭和54年浜野 三津芳
昭和54年から平成11年水落 博
平成11年から平成19年大澤 建次
平成19年から平成21年久保 柴の
平成21年から冨森 猛

歴代顧問

浮谷 保三 氏
川部 保雄 氏(市議会議員)
笹 旭 氏(市議会議員)
倉橋 忠五郎 氏(市議会議員)
狩野 勝 氏(県議会議員 当時)
千葉 光行 氏(市議会議員 当時)
鈴木 啓一 氏(市議会議員 当時)

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